時を重ねた家で、ひとときを
A Moment in a Timeless Home
金沢・森山のまちに静かに佇む、築100年を超える町家。かつては和菓子店として地域に親しまれ、今も商家ならではの造りや趣が随所に残されています。柱や梁には時の重みが刻まれ、かつての営みの気配が静かに息づいています。
この建物は、金沢を代表する文豪・徳田秋聲の小説『町の踊り場』にも登場し、文学の舞台としても知られています。歴史と文化、そして物語が交差する、特別な一棟です。
伝統的な和の意匠を活かしつつ、快適な滞在ができるよう現代の設備を整備。金沢在住の書家による看板、加賀友禅の花嫁のれんや金沢からかみなど、金沢の美を感じられる演出も魅力のひとつ。
まちの記憶に泊まるような、静かで贅沢なひとときをどうぞ。



記憶に宿る、ひととき
A Moment That Stays in Your Memory
格子窓から差し込むやわらかな光、黒光りする柱、歩くたびに軋む床板。すべてがこの建物の歴史を語りかけてくるようです。どこか懐かしく、それでいて新しい。そんな空間で過ごす時間は、旅の思い出をより深く彩ります。金沢のまちに息づく文化と美しさを、五感で感じてください。
かつてひとつの家族が暮らしていた大きな金沢町家は、改修を経て、ふたつのお部屋に生まれ変わりました。
それぞれのお部屋には「Ame(あめ)」と「Azuki(あずき)」という名前がつけられ、どちらも独立した玄関、キッチン、バスルームを備えたプライベート空間です。
1棟ごとのご利用はもちろん、2棟を同時にご予約いただければ、まるごと一棟貸しとして、町家まるごとの贅沢な時間をお楽しみいただけます。